
株式会社こころみ
分子化学と半導体技術で、心と身体の健康をサポート
手軽に健康状態を把握できる、革新的なバイオセンシング技術を提供します
株式会社こころみは、分子化学と半導体技術を融合させた、簡便で高精度な生体分子センシング技術を開発しています。この技術により、人や動物のストレスや免疫状態を迅速に把握し、心身の健康づくりに貢献することを目指します。


弊社のプロフィール
株式会社こころみは、早稲田大学逢坂・門間研究室(応用物理化学部門)で研究されたバイオセンサ技術を基に、早稲田PoCファンドプログラムの支援を受けて設立されたスタートアップです。現在も門間研究室との協力のもと、最先端の分子センシング技術の開発に取り組んでいます。また、バイオセンシング技術を広く人々に役立てるため、ユーザーの習慣や市場動向を踏まえた調査にも力を入れています。
私たちは、シリコン半導体を活用した集積バイオセンシング技術によって、誰もが身近なバイオマーカーを簡単に検出できるデバイスの提供を目指し、2022年に創業しました。生命科学、応用化学、エレクトロニクス、情報技術の専門家が協力し、新たなバイオセンシング市場の創造に向けて日々努力しています。
テクノロジーのご紹介
株式会社こころみは、特定の生体分子を捕捉するタンパク質や核酸を、半導体チップに均一な分子膜として固定化したバイオセンサ技術を提供することを目指しています。このセンサは複数回の測定が可能で、精度と再現性に優れています。
例えば、唾液や汗を用いて免疫力の指標となる分子を測定するバイオセンサは、家庭や職場での手軽な健康チェックを実現します。上側の写真は、ナノシートを利用した、汗のイオン濃度を測定する貼り付け型センサの試作品デモンストレーション風景です。
この技術は、ペットや家畜(牛など)の健康状態やストレスの把握にも応用できることが期待されます。当社はさらに、ウイルスや食物アレルゲン、血中の抗がん剤濃度など、医療・健康分野で活用可能な各種バイオマーカーの簡便検査技術の研究開発にも取り組んでいます。
参考文献
関連ニュース
学会発表・講演
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大橋啓之,黒岩繁樹,林宏樹,門間聰之,「安定なバイオセンサの開発」,TOBIRA第12回研究交流フォーラム ,ソラシティカンファレンスセンター,2024年7月12日, P-16.
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大橋啓之,「バイオセンサにおける『死の谷』」,日本分析化学会第84回分析化学討論会, 2024年5月19日,C2002S.
論文
ご紹介ビデオ

会社概要
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社名:株式会社こころみ
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所在地:〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-22-3
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法人番号:5011101098570
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設立:2022年4月
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資本金:1690万円
事業内容
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バイオセンサおよび関連システム・デバイス・製造プロセス・材料の技術提供および研究開発支援(受託研究含む)
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研究機関、医療機関、健康関連企業向けに、バイオセンサ関連システムの試作・販売、測定サービスの提供

メンバー紹介
2025年8月現在

代表取締役社長

チーフサイエンティスト